長年にわたり幅広く利用されてきている次亜塩素酸ナトリウム。
その効果をもたらすのが「次亜塩素酸(HCIO)」です。
私たちが飲用する水道水にも微量の次亜塩素酸が含まれています。
野菜の洗浄やプールの消毒、介護施設や保育所のウィルス対策としても使用されている成分です。
次亜塩素酸は強い酸化作用で、菌やウィルスの除去、
においの元を分解することで消臭にも効果を発揮します。
また、有機物と反応した後は水に近い性質になるため安心して使うことができます。
次亜塩素酸水溶液は、次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)を希塩酸(HCl)でpH調整して、
次亜塩素酸の成分比率を高めた水溶液です。
引用:「福崎智司著:次亜塩素酸を活用した食中毒細菌およびウイルスの制御対策」HOClの膜透過性(A)とOH-とOCl-の相乗作用(B)による殺菌メカニズムの概念図
安全性追求のため、第三者機関や大学教授にご協力いただき、各種試験データを取得しております。
また、次亜塩素酸水溶液を超音波噴霧器で空間噴霧した際の塩素ガス濃度も環境基準(0.5ppm)を下回ることが確認されています。
安全性試験
次亜塩素酸の生物への影響については各種試験機関での検査及び当社独自での試験等で安全性が確認されています。
次亜塩素酸は強力な除菌力を持つため、低濃度で細菌類に効果を示すものの、健康に影響を及ぼすことは無いと考えられます。適切な使用方法を守って使用する限り健康への心配はありません。
有効性試験 空間噴霧
脱臭
※ブランク…ジアリフレの噴霧試験時と同一条件下において噴霧だけをしない状態
ウイルス・菌
有効性試験 空間噴霧
アレルゲン
有効性試験 溶液
アレルゲン
有効性試験 溶液
ウイルス
実験:三重大学大学院生物資源学研究科 生物圏生命科学科 福﨑 智司 教授
■測定結果(抜粋)
弱酸性次亜塩素酸水溶液を超音波噴霧したときの室内の塩素ガス濃度(=HOCI濃度)を測定する
【実験条件】 会議室(90m3)で実施 (無人、閉扉、気流撹拌なし)
超音波霧化器 MX-200(霧化量「大」で連続運転)
弱酸性次亜塩素酸水溶液:pH 5.8, 50 ppm (mg/L [w/v])
塩素ガス濃度:塩素ガス検知器 XPS-7(新コスモス電機(株))
※測定値の単位:「ppb [v/v]」… ppmの千分の1
【測定位置】 噴霧器から水平距離で1,2,3m
各測定位置で、高さ 0, 30, 80, 150, 180,270cm
【測定時間】 噴霧開始 1,2時間
人が日常的に活動する空間を想定すると、起立姿勢および着座姿勢における「顔」の位置の濃度は 0.002 ppm と極めて低い 濃度であり、人体の呼吸器に影響を及ぼす濃度ではないと推定できる。
人が存在する空間であれば、HOCI(g)の濃度はさらに 低下することになる。
時間経過による減衰
【試験場所】株式会社星光技研 R&Dセンター
【試験方法】サンプルA・B・Cを用意する。室温約20℃に管理された室内に保管し測定する。
【測定機器】残留塩素系:HANNA HI96771 / pH計:SATO SK-640PH / SK-620PHⅡ
使用上のご注意
応急処置
- 眼に入った場合…正常な水で流し洗いした後、刺激が持続するときは眼科医の手当てを受ける。
- 飲み込んだ場合…多めに水を飲み、口の中をよく洗浄する。万が一異常を感じ、処置が必要な場合は医師の手当てを受ける。
空間噴霧する場合
保管及び廃棄時のご注意
株式会社星光技研
1 5 年間にわたる“次亜塩素酸水”と超音波噴霧器の研究、開発により、
製品設計から製造、アフターケアまで、ワンストップで
技術力と安全性の高い製品とサービスをご提供しています。